・お布施(布施)とは、
僧侶へ読経や戒名を頂いた謝礼として金品を渡すことをいいます。
または、本尊へお供えするという考え方をとります。
読経や戒名の対価という意味ではないので、読経料や戒名料という言葉は使いませんのでご注意ください。
お布施を渡す時は、半紙に包むか、白封筒に入れ水引は掛けません。
「御布施」と表書きをするか何も書かなくてもよいとされています。
また、相手に不幸があったわけではないですので、不祝儀袋(黒い水引の袋)は使用しません。
・戒名
檀家が仮に200件位の寺院だと、
ご葬儀が月に1~2件が平均となります。
言わばお布施といわれるのは、寺院を管理される方の生活費などになるわけです。
ご先祖様を敬う気持ちで寺院とお付合いされ、図のような金額をお支払いいたしますが、最近では寺院との関わりが希薄になったことから、このような風習が少なくなってきています。
・入るお墓の寺院があるのに、他の寺院で勝手に戒名や読経をした場合は、やり直しをさせられるケースもございますから、ご注意ください(お墓に入れてもらえない)
・ネットなど安価な場合は、寺院を管理しない(業界ではマンション坊主と言われる)方が来る場合がございます。
心に感じた名言・格言
人は自分の死を予知できず、
人生を尽きせぬ泉だと思う。
だが、
物事はすべて数回起こるか起こらないかだ。
自分の人生を左右したと思えるほど大切な子供の頃の思い出も、
あと何回心に思い浮かべるか?せいぜい4,5回思い出すくらいだ。
あと何回満月を眺めるか?せいぜい20回だろう。
だが、
人は無限の機会があると思い込んでいる。
★出典:シェルタリングスカイ